エコキュートに配管洗浄は必要?お手入れの頻度なども解説!

公開日:2025/10/15

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皆さんは、エコキュートには定期的な配管洗浄が必要なことをご存じでしょうか。エコキュートを長く快適に使うためにもこまめな清掃が欠かせません。放置すると、配管内に汚れや雑菌がたまり、衛生面や給湯性能に悪影響を及ぼすことも。そこで本記事では、配管洗浄が必要な理由やお手入れの頻度、具体的な手順についてくわしく解説します。

エコキュートの配管洗浄の必要性

エコキュートを安全かつ清潔に使用するためには、定期的な配管洗浄が欠かせません。

とくに「フルオートタイプ」のエコキュートを利用している場合、追い焚き機能を通じて浴槽内の汚れや菌が配管内部に蓄積する恐れがあるため、注意が必要です。

エコキュートは、ヒートポンプユニットで効率よくお湯を沸かし、貯湯タンクユニットでお湯を溜めて各場所に給湯する、貯湯式の電気給湯器です。

追い焚き機能付きの機種では、浴槽のお湯を専用の配管で循環させ再加熱しますが、その際に浴槽内の汚れや雑菌が配管内部に入り込むことがあります。

雑菌の繁殖による問題は、健康な大人にとってはそれほど大きな健康被害にならないこともありますが、免疫力の弱い子どもや高齢者にとっては感染症などの健康被害を招く恐れもあるため、見過ごせません。

配管の汚れの原因と汚れを放置した場合の危険性

一見すると、お湯が通っているだけの配管は汚れとは無縁に思われがちですが、実際には浴槽のお湯が原因で配管内に汚れが発生します。

とくに人が入浴した後の浴槽のお湯には、皮脂や汗、皮膚の常在菌などが多く含まれており、これらが追い焚きや保温時に配管内を通ることで、内部に汚れが付着してしまうのです。

また、配管内に湯水が残ったままだと、そのぬくもりによって雑菌が繁殖しやすくなり、汚れの蓄積が進みます。

こうしたリスクに対応するため、最近のエコキュートには自動配管洗浄機能が搭載されており、追い焚き後などに配管内の湯水を自動的に排出し、雑菌の繁殖を防ぐ仕組みが整えられています。

しかし、この機能がない場合や定期的な洗浄を怠ると、配管内は雑菌の温床となってしまうのです。中でも注意が必要なのが「レジオネラ菌」です。

この菌は空気感染するため、免疫力が低下している人が吸い込むと、咳や頭痛、下痢、高熱といった症状を引き起こす可能性があります。

さらに、重症化するとレジオネラ肺炎を発症する危険性もあるため、衛生管理には十分な注意が必要です。健康被害を防ぐためにも、配管の定期的な洗浄は欠かせません。

配管洗浄の頻度と自動配管洗浄機能について

配管洗浄は必要といっても、どの程度の頻度で洗浄を行えばよいのでしょうか。

ここでは、エコキュートの自動配管洗浄機能とあわせて、洗浄の頻度について解説します。

配管洗浄の理想の頻度

エコキュートを長く清潔に使うためには、定期的な配管洗浄が欠かせません。

配管洗浄の頻度は、機種や家族の人数、使用状況によって異なりますが、一般的には1~2か月に1回のペースで軽めの洗浄を行い、半年に1回は専用の洗浄剤を使った本格的な洗浄を行うことが推奨されています。

とくに追い焚き機能や保温機能を頻繁に使う家庭では、3~4か月に1回と頻度を高めると、配管内の皮脂や菌の蓄積を防ぎやすくなります。

エコキュートの配管洗浄に必要な工程

配管洗浄の手順はメーカーや機種ごとに異なります。

しかし、浴槽内にある程度のお湯・水が必要なこと、洗浄とすすぎで2回操作する、40~50℃のお湯に洗剤を浸けおきしてから始めると汚れが落ちやすいといったポイントは、どのメーカーも共通しています。

エコキュートの自動配管洗浄機能

前項で先述したとおり、近年のエコキュートには「自動配管洗浄機能」が搭載されている機種も増えています。

これは入浴後に排水を感知すると、配管内に残ったお湯を自動的に水で洗い流してくれる便利な機能です。ただし、この自動洗浄はあくまで軽い洗浄に留まり、汚れを完全に除去するものではありません。

そのため、自動機能が付いている機種であっても、定期的に専用の洗浄剤を使用した手動洗浄を行うほうがよいでしょう。

1つ穴とは?

専用洗剤に「1つ穴用」と書いてあるのをよく見かける方も多いでしょう。

追い焚き機能付きの給湯器には、浴槽内部に穴が1つだけ付いている強制循環タイプと、2つ付いている自然循環タイプがあります。つまり、この1つ穴とは、浴槽に穴が1つだけ付いている強制循環タイプの給湯器ということです。

強制循環タイプの給湯器は、配管内部が二股に分かれていて、お湯を吸い込む役割と排出する役割が別々になっています。そのおかげで、お湯の温度にムラが少なく、ポンプの力でお湯を排出するため、汚れが溜まりにくいという特長があるのです。

配管内部を掃除する際もポンプの力を使うので、掃除にかかる手間や道具などが少なく済みます。エコキュートのほとんどは1つ穴の強制循環タイプです。そのため、使用する洗剤は「1つ穴用」と書かれた商品を選びましょう。

配管洗浄と合わせて実施しておきたい定期メンテナンス

配管洗浄と合わせて実施しておきたい定期メンテナンスとして、貯湯タンクユニットの水抜きや浴槽フィルター、給水口ストレーナーの清掃が挙げられます。

余裕があるときは、漏電遮断器や逃し弁、凍結防止ヒーターの点検、水漏れの確認などもしておくのがおすすめです。これらの作業は、プロに頼まなくても慣れればかんたんにできますが、メンテナンス作業を行う際は、事前に必ず取扱説明書を確認するようにしましょう。

しかし、汚れがかなりひどい場合は業者に依頼するのも手です。汚れが配管内でかなり蓄積していると、いくら配管洗浄を行っても綺麗にできない可能性もあります。無理に自力で解決しようとせず、業者に依頼するようにしましょう。

プロであれば、エコキュートの損傷リスクを最小限に抑えつつ効果的に汚れを除去できます。ただし、業者に配管洗浄を依頼をする際は、ネットの口コミなども確認しましょう。

また、配管洗浄の実績のほか、内訳が明確な見積書を提出してくれるか、作業後に保証やアフターサポートなどは備わっているかなどもチェックしておくとより安心です。

まとめ

定期的な配管洗浄は衛生的に保つのに重要な役割を果たします。とくに、小さなお子さんや高齢者のいるご家庭にとって、浴槽の衛生面は注意すべき点です。そのため、エコキュートの配管は定期的に洗浄を行うのがおすすめです。また、定期的な配管洗浄とあわせた総合的なメンテナンスを心がけることで、エコキュートの性能を長く維持し、故障リスクを減らすことができます。安全で快適な入浴環境を維持するためにも、日頃からのメンテナンスを心がけましょう。

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イメージ

引用元:https://ecobathbin-kinki.com/


引用元:https://chikaramoti-mie.com/


引用元:https://www.yhservice.net/


引用元:https://eco-ousama.com/all/all_mie/


引用元:https://jyusetu.com/ecocute/area/mie/
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